電波は目に見えません。はたしてどこまで届くのか、環境にはどう影響するのか。無線システムを構築するためには、多くの知識が必要です。
わたしたちは無線のプロフェッショナル。専門的な知識と様々な経験を基に、システムの導入を支援、その後の運用をバックアップします。
企画
現状にどのような課題が有るのか、どのような環境が適しているのか、お客様と共に考え、多くの知識と経験から課題を解決。
ご要望を伺い、お客様にとって最適なシステムを企画・提案致します。
設計
こんなことをしたい!
漠然としたイメージからでも、ご希望を具体化し実現するために、様々な機器・機能を組み合わせ”かゆいところに手が届く設計”を実践します。
また、電波の伝搬状況を机上でシミュレーションすることで、現在の庁舎から電波は届くのか、中継局が必要となるのかなど、事前の確認も行います。
調査
企画、設計する内容を確実に実現するために、現地で様々な調査を行います。
①電波伝搬調査
家に設置した受信機が鳴らないんだけど! ○○地域で通信ができない!
ということが無いように、現地で実際に電波を出して、ちゃんと受信できるか、通信できるかの調査を行います。
無線システムの要である”電波”ですが、地形や障害物、更に季節によって変化します。
我々は永年の経験から、各地点の状況を把握して、必要な場所に必要な強さで電波を届けます。
②音達調査
スピーカーの音がうるさい!ウチは放送が聞こえない!こだまのように聞こえて聞き取りづらい!
こんな苦情が上がらないように、屋外放送のスピーカーの音がどこまで、どのように届いているのか調べます。
必要な場所に、必要な音量を届けるために、地形や建物等の周辺環境を考えて作業を行い、適正なスピーカ―の向き、スピーカ―の選定などに反映します。
③施工調査
この場所に設置する機器はどのように設置するべきか?
建物を出来る限り傷つけないように保護が必要?
将来的な計画に支障を来さないか?
長年使用するうえで周辺環境に変化が生じないか?
新しい工法の採用によって良い結果がでるか? 等々。
構築
企画・設計・調査した内容を基に現地での構築を行います。
耐震設計・工事、架台や支持材の設計・製作など、様々な工事に対応します。
”使う方が使い易いように”と常に考えながら施工しています。
メンテナンス
システム構築後も安心して運用して頂けるように、様々なサポートをご用意しております。
①保守点検作業
突発的な故障を出来る限り減らすために、定期的に点検を行います。
電気的な特性は正常値内で動作しているか?異常な兆候はないか?
特に無線装置は電波法を遵守するために、有資格者による調整も行います。
②機器操作説明
操作方法を忘れてしまった!新しい担当者に操作説明をして欲しい!
ご要望に応じて、機器の操作説明を行います。
また、良くご使用になる機能をだけを抜粋した説明書や、誰でも分かりやすいビジュアルマニュアルの作成なども承っております。
③データ変更作業
内部組織の変更や、動作条件の見直しがあった場合の設定データの変更等。
各装置の設定変更にも柔軟に対応します。
④電波関連調査
最近、無線が使えない時がある!ハッキリと聞こえない時がある!など・・・
そんな時は、どこかの無線電波が妨害している場合や、電波雑音による影響の可能性があります。
妨害している電波や電波雑音を調査し、原因を明らかにし、必要な解決策を示します。
必要に応じて、電波を管理する総務省(各総合通信局)との交渉や具体的な解決策を実施します。